いざジムに通ってみようと思っても、検索するとたくさんのジムが出てくるのでどうやって選べばいいのか迷ってしまいますよね・・
しかも最近はキックボクシングが人気ということもあり、選手が通うガチなジムからクラブ系の音楽が流れる女性専用のジムまで多様化しています。
入会金もかかりますし、一度始めるからには後悔せずに自分に合うジムを選びしたいものですよね。
そこで今回は、ジムに5年以上通っている経験から、後悔しないジム選びの6つポイントについてお伝えします。
その前に・・辞めてしまう3大理由とは
ジム選びのポイントをお伝えする前に、まずは辞めてしまいやすい理由について理解しましょう。
例えば少し通いにくい場所だけどなんとかなるかな、と始めはやる気に満ち溢れているのでそれほど気にしていなかった事でも、モチベーションが下がるにつれて、やっぱり通いにくいのムリ~と不満に感じてしまう・・
そして、それが辞めてしまう1つの原因になってしまう、みたいな事ってありますよね。
あ、恋愛と一緒ですね笑
最初は目をつぶっていたけど、やっぱりだめだみたいな。
辞めてしまう理由を前もって把握し、ジム選びの時点でその要因をできる限り排除することで、快適なキックボクシングライフを送ってほしいな、と思います。
それでは、辞めてしまう3大理由とは・・
「忙しい」「遠い」「費用」が高いの3つ。
どれもに日常生活の中でキックボクシングの優先度が低くなることが原因ですね。
次で詳しく説明します。
忙しい
パターンとしては2つあります。
1つめは自分ではコントロールがしにくい仕事や育児で当初よりも忙しくなってしまったパターン、もう1つがモチベーションが低くなりめんどくさくなった、他に楽しい趣味を見つけたといったパターンです。
これは自分の目的や雰囲気に合ったジムを選ぶ、自分に合ったプログラム構成のジムを選ぶ事で解消できます。
遠い
元々遠かったパターンと引っ越し・転勤等で遠くなってしまったパターンがあります。
2時間練習するために2時間かけて通うのは続けるのも大変ですよね。
これは場所が近いもしくはアクセスの良いジムを選ぶ、または遠くても通いたくなる理由を作る事で解消できます。
費用が高い
ライフスタイルが変わって他のことにお金がかかるようになった、回数制限のないジムに通う場合は練習回数が減ってしまい1回あたりが割高に感じる、そもそも家計と見合っていなかった事が考えられます。
これは自分に合ったコース・費用のジムを選ぶ、練習以外に得られるものがあることを認識することで解消できます。
ジム選びの6つのポイント
実際にジムを選ぶ上でのポイントをお伝えします。
人によって何を優先度したいか変わってくるかと思いますので、「自分の場合は何を大事にしたいのかな」と考えながら読み進めていただくのがおすすめです。
①目的と合っているか
ジムの種類は大きく分けて3つあります。
その中で自分の目的に合ったジムを選ぶことが大切です。
- プロ選手育成向けのガチのジム
- 選手育成&一般会員が通うジム
- 女性専用ジム
1.プロ選手育成向けのガチのジム
プロの選手を目指す方、アマチュアの大会を目指したい方は
プロ育成向けのメニューがあるジムやプロ選手が通っているジムを選びましょう。
最近は選手の育成のみを行っているジムは少ない印象です。
2.選手育成&一般会員も通うジム
ほとんどのジムがこちらに属するかと思います。
私はこちらのタイプのジムに通っています。
多くのジムでは選手の練習時間と一般会員の練習時間を分けていることが多いです。
例えば、平日18~20時は選手の練習、20~22時は一般会員の練習などです。
直接選手がトレーナーとして指導してくれるジムもあります。
好きな選手と交流が持てるのも大きな魅力ですよね。
キックボクシングにハマると格闘技の試合を見るのも楽しみの一つになります。
試合では迫力のある戦いを見せてくれる選手が、実はとても気さくな一面を持っていたりするのでそんなギャップも楽しめるのがこのパターンのジムの良いところです。
また、初心者クラスだけでなくフィットネス用のメニューやアマチュアを目指す人向けの中~上級者向けメニューなど幅広い練習内容を用意しているジムもあります。
半面、女性専用ジムと比べると、一般会員が男性が大半であったり、清潔感に欠けるジムがあるのも事実です。
ただ女性会員が少ないとトレーナーさん、会員さんが特に優しく接してくれたりします笑
男性ばかりだと心細いという方は、女性会員の割合や、女性が多い時間帯などを聞くことをオススメします。
3.女性専用ジム
女性専用とだけあってオシャレで清潔感のあるジムが多いです。
男性に混ざって練習するのはちょっと抵抗がある、おしゃれな雰囲気も重要!という方にはこちらがおすすめです。
練習内容としてはフィットネス系のメニューが充実しているジムが多いです。
体脂肪燃焼メニューや筋トレメニューだけでなく、ヨガやストレッチなどメンテナンス・リラックス系のメニューを揃えているジムもあります。
最近はクラブ系の音楽を流し、暗闇の中で汗を流せるジムなどもあり、ファッションの一部としてキックボクシングを楽しむ人も増えています。
②人・雰囲気
私がジムを続けている一番の理由は、雰囲気が好き・通っている人達がフレンドリーであるからです。
黙々と一人で練習することもできるのですが、キックボクシングはトレーナーさんにミットを持ってもらったり、会員さん同士で練習をしたり、ジム内で接点を持つ場面がたくさんあります。
キックボクシングという共通点があるので、自然と仲良くなれるのもキックボクシングの良いところだと思います。
実際に一般会員さんの中には1時間半かけて通っている方がおりますが、理由はやはり人だそうです。
もっと家に近いジムはたくさんありますが、アットホームな雰囲気が好きである、自分に合っていることがジムを選んだ理由とのことでした。
③近さ・アクセスの良さ
一般的に距離が遠い、アクセスが悪いと通いにくくなってしまいますよね。
私は自転車で通える距離なので、雨の日でも気軽にジムに行く事が出来てとても便利です。
自宅から近いのが一番おすすめですが、平日メインで通う方は会社帰りに寄れるよう会社に近い、もしくは乗換駅に立地するジムなども検討してはいかがでしょうか。
④費用
あとあとネックになるのが費用面です。
始めはびっくりしたのですが、キックボクシングのジムでは好きな曜日の好きな時間に練習できる通い放題のジムが多いです。
月謝制の他には月4回、月8回など回数制限のある回数制など様々あります。
最近は通う時間帯や曜日によって、月額が細かく設定されているジムも増えてきています。
私が通っているのは通い放題の月謝制。
好きなタイミングで練習できるので予定が立てやすく、仕事が早く終えられそうなときは平日の仕事帰りに行ったりします。
月に1回でも10回でも料金は一緒なので、少しでも多く行かなきゃというモチベーションにもつながります。
また、お子さんやご夫婦で通うと家族割引があったり、仕事が忙しい時期は休会ができるジムもありますので事前に確認してみてはいかがでしょうか。
⑤営業時間・レッスン時間
自分が通いたい時間と営業・レッスン時間が合致するかが重要です。
土曜の夜しか練習に行けないのにその時間帯は選手の練習時間に設定されていたり、通いたいレッスンの時間が平日なので参加しにくいなどですと、続けていくのも大変ですよね。
社会人の方には夜遅くまで営業しているのも嬉しいポイントです。
私が通うジムは平日22時まで営業しているのでノー残業デーの日は会社帰りにジムに通うことができ、夜の時間を効率的に使うことができます。
⑥清潔感・設備
練習した後はかなり汗をかきます。
公共機関を使って移動する方はシャワーでさっぱりと汗を流して帰りたいところですよね。
シャワールームや脱衣所、更衣室の清潔感や設備も気になる方は初めにチェックすると良いかと思います。
まとめ
今回は後悔しないジムの選び方、6つのポイントについてご紹介しました!
ジムのHPやSNSだけでは分からない事ってけっこうあります。
いろいろな観点があるかと思いますが、まずは見学・体験に参加して体感していただくことをオススメします!
その上で、自分の目的や優先順位と照らし合わせて判断しましょう。
後悔しないジム選びに向けて少しでもヒントになれば幸いです。